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AliExpressで購入したYMDK 60% PCBを使ってキーボードを組み立てる

まず60%のアルミケースから先に買いまして、そこから適当にAliExpressで詳細もわからず買った「YMDK 」製の60%キーボード用PCBを使ってキーボードを組み上げようとした話(たぶん組み立てを含めての前後編)になります。

前編のこちらは、表題のPCB含めなにを買ったか、また関連品としてなにを買おうとしたかみたいな話になります。

あとファームウェアまわりをざっくばらんに記載。かなり雑にまとめてますがご了承を。

他にはホットスワップ対応してないけどソケット化したいと思って集めた情報とか、60%キーボード用のキャリングケース、ソフトケースについてなんかも記載してます。

ケースどれ買ったのか

TALP KEYBOARDさんで特価品で出ていた、KBDfans アルミロープロファイルケース シアンってのを購入。

アルミケース並びにPCB、プレート

PCBどれ買ったのか

https://ja.aliexpress.com/item/1005003164951935.html

プレートはアルミのものが付いてくるのを選んだが、同ストア内にポリカーボネート製のものもあったため、それぞれを2Uシフトレイアウトで購入。

確認してみたところ、最下段の穴の形がちょっと違っていた(ポリカのほうがスペースあたりを大きく開けてあった)。これはどっちでもスタビライザー6.25Uのものセットできるのだろうか。

ファームウェア導入にあたり参考にしたサイト

日本語配列無刻印 親指シフト/親指Fn 60%自作キーボードを作成しました | rs-techdev

これを読んでもいろいろと素人の自分はよくわかってなかったが、TYPE-CケーブルでPCBをPCと接続してみたところ、すでにファームウェアは導入済みのようだった(?)

keyboards/yd60mq.json at master · the-via/keyboards · GitHub

一応上記のgitHubからjsonファイルは落とせる。

自分は後述のレイアウトにするにあたり、2つ上のリンク先を参考にしてjsonファイルを編集してREMAPでの書き換えを行ったので、masterなんたらのほうは使っていない。

2022/07/17 追記:REMAPでの6.25U構成のキーマップテストにて、反応しないキーが最下段で続出したためmasterファイルを読み込んで再実施したところ、正常に反応した。なのでmasterファイル使った。masterファイルさまさまである。

7U構成でも後述のjsonファイルいじることになると思うので、一応、自分のためにもリンクを貼っておく。

レイアウトの確認

Keyboard Layout Editor

キーサイズや、レイアウトの確認は上記サイトで行った。

上部メニューのPresetから60%キーボードのデータを読み込むと編集が早いと思う。

REMAPでのキーマップ変更

https://remap-keys.app/

スペースが7Uの構成

こんな感じになった。

スペース7U構成の画像
レフトシフト2U の、最下段スペースは7U、2レイヤー目まである。

この構成でスタビライザーが必要なのは、左シフトの2U 、右エンターキー2.25U、最下段スペースの7Uとなる。

じつはもう一つDZ60 Rev 3.0 PCBを使って60%キーボードも作るつもりで、そっちは最下段6.25Uにしようと思っている。

「Winキーを消したな!?」ってのでどこかの誰かと宗教戦争(?)になるかもと思ったが、今使ってるキーボードでもマジで使っていない、なのでお絵描きのショートカットとして機能すれば左下あたりの構成は、個人的にほぼこれでいい。と思っている。

スペースが6.25Uの構成

スペースが6.25Uの構成はこんな感じ。

スペース6.25U構成の画像
これだと右上のバックスペースも2Uなのでスタビライザーも7Uのものからひとつ追加することになる。

左2Uシフトと右下のカーソルのあたりがガラッと変わっているだけで、だいたいはKeyboard layout editorのプリセット「default 60%」からほぼそのままにしてます。

↓のリンクはmasterから書き換えたスペースキーが6.25Uになってるjsonファイル。

ホットスワップ対応してないけどソケット化できないのか問題

ソケット化についてのメリットなんかは下記サイトを拝見。

自作キーボードを組む時はソケット化しておこう – deg84’s blog

解決策はあった。

キースイッチをソケット化する – 023とキーボードと朝太郎と、

【自作キーボード】Gherkin をいろいろソケット化して分かったこと – マコトブログ

上記サイトさまを参考に、自分なりにピンソケット?コネクタの情報をまとめたツイートがこちら

ソケット化できんかとあれこれと情報を探った形跡

正直、どれもデータシート記載の「取付穴経」が、ノギスで計測したPCB側の取付穴の直径1.46mm ~ 1.49mmにハマるのかが謎すぎたのと、単価がなかなかいい値段してるもんで、もうソケット化はせずにそのままスイッチはんだ付けでいいや…となった。

現物取り揃えたいところだけどなぁ。

けっきょくソケット買った

led用と記載があったが、レビューから「スイッチにも使えるよ」と書かれていたため購入

結局、上記ツイートの物を購入した。
割引が効いて1,328円 x 32pcs(32個入り)= 単価 約41.5円だ。111円とか92円取られるよりだいぶ安い。

ただし、こちらもアリエクなので送料無料枠だと届くのは7月末予定となり、現時点7月7日(気づいたら七夕だった)から考えるとなかなか待たされることとなる。

実装を考えると手間だが、まぁ運良く手元に狙っていたcocot46plusさんが手に入ったので、先にこちらを仕上げてしまおうと思った。

念願だったcocot46plus、これはまた別記事にまとめる。

ソケット化についての追記

公式で専用のソケットだしてるみたいだった

ツイートであれこれ考えてたが、アリエクの「オススメ欄」に並んできたソケットコネクタがどうやら公式のものらしく、「YMDK製のPCBに使ってね」という感じだった。実際にYMDKのロゴ入りPCBのキースイッチ穴にはめ込んでいる動画なども有り、これ買ったら間違いなかったのかもしれない。

ただし、4月1日以降のPCBに~なんて注意書きもあったので、PCB含めて購入を検討される方がもしおられたら、注意書きや商品説明はよく読んでから検討いただきたい。そして例のごとく購入に際し、私がなにか責任取ったりメール貰っても面倒をみるということはないのでご了承を。

https://ja.aliexpress.com/item/1005002504454916.html

そして思ったが、もうこの手のソケットコネクタによるホットスワップ対応?諦めたら楽になるのではと思った。
少し上でも同じことを書いてるのになぜこれほどまでに、ソケット化させようとしているのか。


キャリングケースなんかも買ったよって話

ついでにTALPKEYBOARDさんで2つほど購入しました。

KBDfans 60~65% キーボードキャリングケース

60~65%まで対応のキャリングケース

KBDfans PUレザー(合皮)60%キーボードバッグ

こっちは60%専用、まだモノを突っ込んでないが、やや狭そう?に思った。

合皮の60%キーボード用バッグ、ちょっと高さも不安。

若干や合皮独特のにおいがキツイがそこはご愛嬌。消臭剤でも仕込もうか。

組み上げ後の記事も書こうと思うので、その辺含めてキャリングケースならびにバッグにいれた写真もまたアップしようと思います。


とまぁ、よくわからずに買って、よくわからずにいじってた次第です。

なにかもっとこうしたほうがいいよとか早いよとか楽だよ、安心安全だよ、なんて話があるような気もした。

おわり。