昨年8月に 自作キーボード 作りたいみたいな記事を書いたんですが、2021年2月に入ってようやく作りました。
ハンダ付け作業中などの写真を撮り忘れたので組み立て工程みたいな感じに載せられないんですが、とりあえずできたものと参考にしたサイトを載せていきます。
目次
手始めに作ったhifumi
「hifumi」はたった6キーのちいさなキーボードです。
サークルriconkenさま著「ここからはじめる自作キーボード」とセットで販売されており、はじめて自作キーボードに手を出す自分にはちょうどよいかな?と購入しました。
実際、hifumiの制作ガイドでありながら、本書のまえがきでも語られているように「自作キーボードのいろは」も兼ねている教本になるので、はじめて 自作キーボード を作ってみたいという(俺みたいな)方にはうってつけの一冊かと思います。
遊舎工房さんより購入できますのでよければ下記リンクよりどうぞ。
ここからはじめる自作キーボード | 遊舎工房
熱が冷めやらないうちに作ったSoyuz
hifumiを作ったその日のうちに取り組んだのが「Soyuz」というテンキー型の 自作キーボード の作成です。
こちらも遊舎工房さんより購入できます。
Soyuz (黒基板) | 遊舎工房
(黒基盤)ってなってるのは購入ページの写真を見るに、以前は赤だったのかな?と。
hifumiの次のステップはこれだー!と思ってだいたい似たようなタイミングで購入しましたが、ビルドガイドやその他のサイトを参考に(後述)進めたところ、完成までこぎつけることができました。
Soyuzの組み立てについて
ほぼビルドガイドに従って進める感じでした。
・Soyuz ビルドガイド
Soyuz/BuildGuide-Japanese.md at master · ai03-2725/Soyuz
プレートの分割は断線用のニッパーでゴリゴリして切り取った後に、大きめのヤスリで断面を整えたりしましたが、ニッパーの刃が折れたりするかもしれないので、心配な方はもっとうまい方法を考えたほうがいいかもです(特に思いつかない)。
すでにSoyuzを組み立てられている方のブログも参照しました。
気がついたら自作テンキーができていた話|まさむね|note
ファームウェアの書き込みについて
hifumiの教本とは違った(というか著書された時点からより良くなった?)点として、ファームウェアの書き込みが簡単になったようです。
下記ブログで詳細に説明されているQMK Toolbox、ならびにQMK Configuratorによって簡単にpro microへのファームウェア書き込みができるようになってました。
(初心者編)自作キーボードにファームウェアを書き込む – 自作キーボード温泉街の歩き方
(初心者編)QMK Configuratorを使ってキーマップを書き換えよう – 自作キーボード温泉街の歩き方
hifumi、Soyuz それぞれのファームウェア指定もできるようですので、よければご参照ください。
QMK Configurator – hifumi
QMK Configurator – Soyuz
組み立て、ハンダ付けで使用したツール
左から紹介していきます。
- 白光(HAKKO) こて台 633-01
- 白光 ダイヤル式温度制御はんだこて FX600
- goot(グット) 精密プリント基板用 鉛入りはんだ SD-62
- goot(グット) はんだ吸取り線 3.0mm幅
- ハンダ吸い取り器(おそらくダイソー)
- クレオスのプラモデル用ヤスリ(切断したプレートの断面を整えるのに使用)
- エンジニア マイクロニッパー NP-05
- メカニカルキーボード 2in1 両用 キートップ引抜工具
- シリコン作業用マット 断熱ワーキングマット 35x25cm
ピンセットとドライバーは家にあったやつです。
Pro microのリセットに使ったりするので、金属製のピンセットが一つあるといいと思います。
他に買ってたもの
- AstroAI テスター デジタルマルチメーター
- 【1M 2本組】マイクロ 充電 Micro USB ケーブル
- 精密 作業 スタンド ルーペ 固定 クリップ溶接/はんだごて/精密作業(ワニ口クリップ4個、拡大鏡2枚)
artisan keycap の紹介
自作キーボードに手を出すと同時に、Artisan keycapというオサレな感じのキーキャップにも手を出しておりました。
自分が購入したもの、もしくはショップさんの紹介もさせてもらいます。
写真に写ってるシカさんのやつは「マツコの知らない世界」で自作キーボードが特集されたときにピックアップされてましたね。
・シャカシャカキーキャップ ~鹿~ Shaking keycap -Deer edition-
・シャカシャカキーキャップ ~フルーツ~ Shaking keycap -Fruits edition-
・Varmilo ZOMO プラスチック版 肉球キーキャップ
ちなみにartisanではないですが、hifumiとSoyuzそれぞれに取り付けたキーキャップは下記のものになります。
Soyuzにつけたやつ
Tai-Hao PBT Hawaii | 遊舎工房
hifumiにつけたやつ(複数個購入)
DSA 無刻印キーキャップ(1個) | 遊舎工房
軸はなに使ったの?
こちらも遊舎工房さんのとこで「Gateronスイッチ 緑軸(10個)」というのを購入して使っています。
80gなのでかなり打鍵感あります。
hifumiとSoyuzそれぞれに使ったため、Soyuzに使う緑軸が足りなくなり、「+」「Enter」には一緒に購入していた青軸 55gで代替しました。
終わりに
なんだかんだ、購入のタイミングから組み立てまで時間を空けてしまいましたが…取り掛かってみると意外と集中してすんなりと作れたように思います。
そしてやはり入門キットとしてhifumiを選んでから、ステップアップにSoyuzを!と取り組んだのは間違いじゃなかったように思います。
目立った失敗といえば、ハンダ付けでちゃんと換気してなかったり、Soyuzのスイッチハンダ付けの際に、長いキー(+、エンター、0のとこ)に2つスイッチをハンダ付けしたけど、実は取り付けるキーの種類?的に真ん中に開いてる穴にスイッチをハンダ付けしなければならなかったので、再度ハンダを取ってつけ直すという作業が発生したってくらいでしょうか(結構ミスとしてはデカいので、終わりに言うんじゃなくてもっとでかく紹介したほうが良かったかもしれない)
ともあれ出来上がってみると素晴らしい、自分を褒めたくなるような逸品に仕上がったので、これから使っていこうと思います。
もうひとまわり大きいサイズ、というかフルサイズな自作キーボードに挑戦するかは…今後の課題にしようと思います。
ありがとうございました。