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兎美ショーコさんによる光造形3DプリンターのZ軸キャリブレーションについての解説

今回は光造形3Dプリンターでの話になりますが(FDM機と呼ばれる熱溶解積層方式でもある)、Z軸キャリブレーションという、プラットホームとLCD露光面の接地状態の補正や、ラフトまたは出力物自体のくいつきに関係する操作について話題にあがってましたので、個人的にも大いに気になりまとめさせていただきました。

まとめたツイートは以下になります。

キャリブレーション時にショーコさんが使用する用紙、またはアイテムなどの説明

ここに書かれている「シムプレート」については↓

シムプレートへの商品リンク

また、この件に関するリプライでの詳細↓

ラフトについて

ラフトとは

ここで説明されている「ラフト」とは、出力物の下に板状に設置されるテーブルのことです。

調整後の出力結果

ツイート主さまからもご許可もいただけましたので、調整後の様子も貼らせていただきます。

個別にもらった要点として、「フィルムに埋まらないようにしましょう」とのことでした。

積層が0.05mmのとき、0.03mmのままの隙間でも問題ではないが、マイナス(フィルムに埋まっている状態)になっていると、フィルム自体の寿命が縮まるとのこと。

キャリブレーションについての関連ツイート

さらにツイートを遡って、気になっていたキャリブレーションについての説明、図解を拾わせてもらいました。

レジンバットごとキャリブレーションするやり方について

こちらの方法についても個人的に気になっていたのでショーコさんに質問させていただきました。

これをした場合、レジンバットごと圧がかかり、露光パネルのみでなくサイドでそれを固定しているテープの厚みも乗るため、キャリブレーションにズレが起き、また、プリンター機種によってはビルドプレートをバネで押さえているものもあるため、さらにズレが起こる、ということでした。


今回の記事は以上になります。

記事内容で至らない箇所や、書き足してほしい、またはツイート主さまからのこの引用はしないでほしいなどありましたら、ホームページからのコンタクト、もしくはツイッターでのDMなど下さいませ。


兎美ショーコさんの販売店、wishリストなど

BOOTH販売店

UM405購買部

通販サイト「BOOTH」でのショーコさんの関連グッズ取扱店です。
ショーコさん自慢のレジンや、塗料も販売されています。

pixiv FANBOX

https://www.fanbox.cc/@umproject405

兎美ショーコさんがブログ、近況報告、FANBOXでの先行販売告知などを投稿しているサイトです。

Amazon Wishリスト

https://www.amazon.jp/hz/wishlist/ls/37M5KTH3FL1NS?ref_=wl_share
これが私の欲しいものよ!!!

Originally tweeted by ♥兎美ショーコ (@UM405chan) on 2021.08.18.

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