ビルドログになります。
サイズとお値段、あとちっちゃなトラックボールモジュールが気になって購入、組み立てて見ました。
目次
今回組み立てる自作キーボードの紹介
組み立てるキーボードは、小型自作キーボードキット「microooon」になります。
製作者さまはにゃるらと( @sakura_metal )さん。
基板サイズ115 x 80mmとなっており、とてもコンパクトなキーボード。
スイッチ部品、ProMicro、トラックボールモジュールなどはんだ付けが必要になります。
パーツ購入先
購入先は以下。
小型自作キーボードキット microon / nyaru lab
購入時(2023年2月6日時点)の価格は5,500円。
ビルドガイド(組み上げるための説明書)
ビルドガイドのリンクは以下。
https://github.com/nyarurato/microooon_doc/wiki
同梱パーツ確認
同梱されてきたパーツ類を確認します。ネジ、スペーサー類などは割愛。
- 基盤(ダイオード、リセットスイッチ取り付け済み)
- Pro Micro(USB Type-B)
- トラックボールモジュール
- ピンヘッダ
- ピンソケット
- スイッチ
別途用意する必要のあるもの
こちらは特になし。
もちろんはんだごてなどの組み立てに必要なアイテムは含めない、その辺については次の項目をご参照ください。
これまで作ってきた自作キーボードキットは、Pro Micro、キースイッチキーキャップなど、事前に別途購入しておいてねってなアイテムはあったが、このキットに関しては、Pro Micro、(キー)スイッチ、はてはトラックボールモジュールまで付属している。
今後、付属内容が変わる可能性があるかは特に作者さんに確認などしていないので不明。
組み立てに必要な工具の確認
組み立てに必要な工具とかを確認。
- はんだごて
- はんだ
- コテ台
- はんだ吸い取り器とか吸い取り線
- ピンセット
- 精密ドライバー(今回はいらないかも)
- やすり(今回はいらないかも)
実装
実装していきます。
実装においての失敗
Pro Microを基盤表面に実装したが、取り付けてから「やっぱ背面のほうがよかったかも」と思い直し、ハンダ吸い取り器での取り外しを結構するも失敗。基板側にはおそらく問題はないと思うが、Pro Microのほうが破損(仕込まれていた導線?がもげた)してしまった。
遊舎工房で新たにPro Microを買い直して再実装を試みる。
そのまま使ってみた感想
基盤右奥実装のPro Micro、右下実装のトラックボールモジュールともに、表面に実装するとスイッチを押すのが押しにくくなるように思った。
なので仮組みのように軽く取り付けてみて確認していたが、トラックボールモジュールは高さも出て手前のスイッチが押せなくなるんじゃない?ということから裏面から実装したが、奥のPro Microだけ大丈夫かと思って表に実装してしまった。
これが個人的に失敗で、後からやっぱり裏面に~なんてことをしていたがPro Microをひとつダメにしてしまう。
すでに上に書いてある内容でもあるが、新たにPro Microを買い直してリトライしようと思う。
その後
Pro Microを買い直しての再実装だが、成功したものの別の点で動作不良が起こり、最終的に組み立て失敗となってしまった。
失敗の原因
さてどのような失敗だったかというと、主には「トラックボールモジュールが正常に動かなくなった」である。
詳細にいうと上へのマウス移動だけが効かなくなってしまった。
トラックボールモジュールだけ買い直して再度取り付けることももちろん考えたが、ProMicro取り外しですでに経験した基盤にはんだ付けしたピンヘッダのはんだを除去して再度実装することの難しさ、またそれによる破損を考えるとどうしてもそちらに踏み切る気にはなれなかった。
また、動作不良を起こした原因についてもだが、下記に添付するマグネットで先端を取り替えるタイプのUSBケーブルにより引き起こされたのかもと思っている。
違うかもしれないが、こちら作者さんからの引用で「このローラーは磁石っぽく小さな金属片など挟まると動きが悪くなったり、動作不良を起こします。注意してください」とあったので、はんだやり直してるときに細かいはんだが侵入したかなぁとも考えている。
ケースを作ってみようかな?
CADソフトのFusion 360にてケースデータを作成する。
なおそこまで触ったことないのでさぐりさぐりである。いい感じにチルトさせたやつとか作ってみたい。そうじゃないフラットなのもつくってみたい。
作成したケースデータを出力する
出力は手持ちの光造形3DプリンターのSonic mini 4Kくんだ。
ケースのデータは、ありがたいことに作者様のビルドガイドにも掲載いただきました。
基盤寸法などもこちらのページから確認できます。
寸法・ケース · nyarurato/microooon_doc Wiki · GitHub
ネジ穴のハマり具合や、反りに関しては個人で出力できる範囲では対応が難しそうだなぁと感じましたが、どこか出力サービス使ってみようかな?なんて考えたり、挑戦してみていろいろ勉強になる部分が多く、その点タメになったかなと思います。
一台目は上にも書いた通りトラックボールモジュールがあかんことなってしまったり、promicroのはんだ付けで難儀したりがあったので、また時間と資金ができ次第2台目に挑戦してもいいなと思ってたりします。
おわり。